ご 挨 拶

0
     本年2回目となる「龍野アートプロジェクト」は、文化庁の推進する「文化遺産を活かした観光振興・地域活性化事業」補助採択事業として、今年度も再び私たちの故郷“ 龍野” にて斯くも盛大に開催できましたことを、心より嬉しく思うとともに、地元関係者の皆様のご協力とご支援に対しまして、深く感謝し、御礼申し上げます。
     
    本プロジェクトは、地域に残る醤油蔵や伝統的建造物を再生・活用し、現代美術展を開催することにより、芸術とまちの魅力を国内外に発信し、地域の活性化と国際交流を図ることを目的としています。
    2011年11月に、「龍野アートプロジェクト2011」を初めて開催いたしましたが、伝統的建築の持つ空間的魅力は、優れた作家の創作活動を「刻の記憶 Arts and Memories」のテーマへいざなうかのように、自然調和し、お互いを高め合い、人々を感動させる相乗効果を発揮してくれました。
    今年度は、具体美術協会にも関わり、また現在はフランスを拠点に精力的な活動を続ける日本を代表する作家、松谷武判氏の初公開作品を含む貴重な平面作品をまとめて公開したほか、マドリードを拠点として活躍し、作家活動30周年を迎える山口敏郎氏、空間を巧みに生かしつつ見るものの感覚を研ぎ澄ます今村遼佑氏によって、醤油蔵という特徴ある空間を活かした素晴らしい展示が実現できました。
    さらに昨年、友好関係を築いたル・アーヴル/ルーアンデザイン美術学校の学生と地元ゆかりの若手作家らによる現代美術の共同展示を継続開催し、今回も優れた現代美術を国内外に発信できたものと喜んでおります。
    また一方では、鑑賞者、地元市民並びに小・中・高生に現代美術を鑑賞する機会を積極的に提供しようと、子ども向けのワークショップを開催したり、スタンプラリーにて城下町一円を会場として繋ぎ、過去より積み重ねられた歴史的空間を鑑賞の場として現代に蘇らせるとともに、アーティストトーク、作品ガイドツアーなども実施して、多くの方々に親しみやすいプロジェクトとなるよう心掛けました。

    特に今年度は、地元商店会との連携強化とともに、兵庫県立龍野北高等学校環境建築工学科による会場づくりに加え、兵庫県立龍野高等学校の生徒による詩の朗読・ワークショップのサポートと、地元二校に揃って参加してもらい、より地域に密着した開催となりましたことを、大変嬉しく思っています。
    この「龍野アートプロジェクト2012」が、現代美術の素晴らしさと龍野のまちの魅力を多くの方々へ発信し、体感していただく良い機会として、ますます発展していくことを祈念し、開催内容を報告書としてまとめとともに、今回の成果や課題を踏まえつつ、更にまたここから新たな“刻の対話”をスタートさせてまいりたいと思います。
    最後となりましたが、本プロジェクトの実現にあたり、ご参加いただきました作家の皆様をはじめ、多くの方々からのご協力やご支援を賜りましたことを、ここに深く感謝申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。
    2013年2月
    龍野アートプロジェクト
    代表 淺井 良昭


    コメント
    コメントする








       

    calendar

    S M T W T F S
          1
    2345678
    9101112131415
    16171819202122
    23242526272829
    3031     
    << December 2018 >>

    selected entries

    categories

    archives

    profile

    search this site.

    others

    mobile

    qrcode